循環器疾患はフォローアップが不可欠です
急性心筋梗塞や弁膜症などの病気を発症すると術後、安定期に入り症状が安定しても、後遺症として心臓の働きが低下した状態(慢性心不全)が続きます。
様々なお薬を組み合わせて、心臓のポンプ機能を助けたり、心臓や血管の負担を軽くしたり、血栓ができにくいように予防しますが、残念ながら再発のリスクはゼロにすることはできません。
フォローアップとは、安定期に入った方に対して手術などを担当した医師と連携し、患者さまの心臓や血管の状態を診察や検査を通して慎重に判断し、できるだけ日常生活に支障をきたさないようお薬の調整をしたり、食事や運動、日常生活上のアドバイスを行うことです。また専門病院への受診のタイミングなどを見極めることも大切です。そのため、治療後安定期の管理や予防を的確に行うために心臓の働きや病気、術後に起こり得る兆候などについて深い知識と経験を有している医療機関を定期的に受診することが大切となります。
当院の院長は約30年にわたり循環器内科全般の診療を行ってきました。この経験をもとに循環器疾患治療後のフォローアップを行います。
的確な医療機関をご紹介いたします
心臓の手術など行った患者さまは、ときに体調が悪化したり、心臓や血管に不測の事態が生じることがあります。当院では、そうした患者さまの状態を慎重に見極め、より専門的な治療が必要と判断したときには的確な医療機関をご紹介いたします。